CL4Y

FPSのこと、Kovaak'sのこと、技術的なこと、ライフハック的なこと、V界をみて感じたこと

マインドフルネスを通じて得られた知識と経験を日々の生活へ

概要

数ヶ月の間、マインドフルネスを生活に取り入れて実感した内容やマインドフルネスを普段の生活の中にどのように取りいれると効果を実感しやすいか、といった内容について書き残しおきます。

要約

  • スピリチュアルな要素はない。
  • 「意識高い系のすること」といったイメージが国内で持たれているらしい。
  • する場所はぶっちゃけどこでもどんな体勢でもよい。
  • たいそうな名前だけど、やることは自分の呼吸に意識を向けるだけ。
  • 行う時間は3分でも5分でもよい。やればやるほど時間は伸びていく。
  • 就寝直前のマインドフルネスは寝つきが良くなる。
  • 起床直後も良いらしいが、眠気が取れないので買い物途中の散歩中に行う。
  • マインドフルネスについて実験が行われた科学的データも存在している。
  • そのデータとは、メンタルや脳の情動を司る部分や記憶に関する部分へ良い効果が認められている。
  • 自分で脳波をモニタリングできるようなガジェットの出現によりマインドフルネス文化は加速すると予想している。
  • まずはやってみてほしい。体験してほしい。先っぽだけだから。

マインドフルネスは何もこわくない

チャクラが開いてエネルギーがダダ漏れになる、変な霊感が付いてしまう、超能力を手に入れられる、意識高そうな人がやってそう(笑)、変なセミナーに金払いそう。

 

そういったスピリチュアルなことやビジネス要素はほぼ無いです。断言できないのは、科学で証明されていない部分があるからなのですけどね。

とりあえず、安心して良いです。普段私たちが無意識に行っている呼吸を意識的に行うようにするだけです。簡単でしょ?

マインドフルネスに場所や体勢は関係ない

ベストは座禅のようなあぐらのような状態らしいですが、空いた時間にこまめに行うならそんな場所はまず家しか作れないですよね。

でも、そこは特に大きな問題じゃないんです。結局のところ、自分の意識を自分の呼吸に向けるというのがなによりも一番大事なところです。もっと言うと、体は適度にリラックスしているけれど、意識は呼吸にのみ一点集中の状態です。椅子に座ったままでも電車のつり革に掴まっている時でも、オフィスでのちょっとした時間でもできます。意外と簡単そうに思えてきませんか?

まずは5分間やってみませんか?

簡単そうだと言ったな。あれは嘘だ。

呼吸を意識していると別の物事が勝手に浮かんできます。

仕事のこと、家族のこと、予定のこと、食べ物こと。なんでも浮かんできます。

ここで大事なポイントは

  • 浮かんできた物事をスルーする
  • 浮かんできた物事を追わない
  • すぐに呼吸に意識を戻す
  • 何かが浮かんでしまったことに対して罪悪感を抱かない
  • 自分が別のことに意識を持っていかれたことに気づく

といったところです。別のことが頭の中に浮かんでしまっても大丈夫なんですよね。

マインドフルネスの一番のポイントとしてよく言われているのが”何か別のことに自分の意識が動いていった”と自分の心の動きを察知することなんです。別の表現をすると”自分を俯瞰する”といった感じになります。

就寝前のマインドフルネスは寝つきが良くなる

完全に私個人の感想です。

時間に余裕があって気分が乗っていたら20分、そんなにやる気はないけれどとりあえずやっておこうな気分の時は5分〜10分するようにしています。

あまりにも疲れていて今すぐ眠りたい場合はすぐに寝てしまった方がよいと思いますが、軽い眠気程度であれば少し試してみてください。

ここも私の体感ですが、する前とした後では気持ちが楽というかフラットな感覚になります。プラスでもマイナスでもない穏やかな状態ですね。

海外の実験で得られたデータ

2013年くらいから様々な場所で実験が行われ、脳の中で何が起きているのかを調べることが始まったようです。そこから得られたデータからは、集中・記憶といった部分を担当する脳の細胞が活性化されていたり、被験者の行動が穏やかになったという結果が得られています。また、マインドフルネスを行っている状態の脳を調べたところ、普段は様々な部分と連携し活動的な部分が、ほとんど活動しておらずこの状態からもリラックスできていると判断できるそうです。

ヘルスケア領域でのガジェットの進化

すでに脳波を可視化するガジェットがあるようですが、AppleGoogleスマートフォンのヘルスケアアプリと連動する仕組みを搭載するようになったら一気に脳波モニタリングが広まる気がしています。自分が緊張しているのか、リラックスしているのか、はたまた別の状態なのかが公平な目から得られるデータによって提供されることになります。そうした場合に、マインドフルネスといった一番身近で手軽なリラックス方法が再度注目されるのではないかと予想しています。

おわりに

静かな音楽(例えばspotifyのMeditation(日本語で瞑想)プレイリスト)を流し、部屋を暗くして静かな場所を整えたら準備OKです。

あとはただ自分の内側である呼吸だけに意識を向け続けてみてください。

物は試しです。継続により様々な恩恵が得られるようですので、ぜひ生活の習慣として組み込んでみてください。QoLは絶対に下がることは無いと思います。